【FGO】嗚呼、日常。【3L】

≫アンリマユ
わかったわ、照れ屋さんなのね！──外から見守る牧羊犬、といったところかしら。じゃあワンちゃんはお任せするわ！でもいなくなっちゃダメよ？きっと雪だるまさんは探し歩いて迷子になってしまうから。
(とりあえずわんこのことは任せよう。男の子は一人でやり遂げたいこだわりがあったりするのかもしれないし。「飾り？ええ、ちょっと待ってて。…うん、決まったわ。」──急かされたのであれとこれと、分別したり組み合わせたりを再開。木の枝に葉っぱを通して髪飾りとか作ってみたり。やがて選別し終えてわんこの方はどうなったかしら、楽しんでいるのかしら、そんな感じでちらっと様子を伺ってみては、)

≫御影尋
まあ！そうなの？バッドエンドなんて誰が喜ぶのかしらって思っていたけれど、幸せ気分になれるのなら──バッドエンドでも好きな人がいるのなら、わたしも嫌うわけにはいかないわね。うふふ。わたしがどちらに転んでもマスターは好いていてくれるけれど──わたしはマスターに笑って欲しいから、幸せな最後を見つけてみせるわ。わたしも、もっと、もっと、もーっと大好きよ、マスター…
(こんなにも嬉しい言葉に優しく髪を撫でてもらってとても幸せなのだけど、ここまで嬉しくなってしまうとつい抱きついてすりすりしたくなってしまう…いけないいけない。食べ終えてからにしよう。
「わたしね、コーヒーも大好きになりそうよ。たっぷりミルクも入れたくなるけれど…これを飲んでいればマスターを感じられるもの。お留守番の時は必須になりそうね。」残ったパンとコーヒーを大事に味わって飲みながら、マスターの少し綻んだ笑顔を見てにっこり。この時間を切り取って永遠にお茶会していたいけど、残念ながら食べ終えて飲み終えてしまい──そろそろごちそうさまだ。)