見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
…教えてもコロッと忘れんだろーが、落第生がよぉ。
(甘えるような仕草にもっと撫でてやろうと後頭部をぽふぽふ。…触れ合う肌と体温の甘さが心地良い、頭がぼうっとする、欠伸が出るほど穏やかな時間に瞼がだんだん重くなってきて視界が滲む。…風呂に限らず、彼女と一緒に居ると眠くなってくる。訪れた睡魔に身を委ねるように目を閉じて「ん”ー…、」と眠たげに唸りながら抱っこした飼い主の鎖骨辺りに鼻を擦り寄せ。柑橘類の香りと一緒に彼女の気配…落ち着く匂いがする。スリスリ、ちうちう、音立てながらしっとりとした肌に吸い付き、)
ナーサリー・ライム.
そりゃあ悪かった…けど、迷子じゃねえよ。まあ、ちょっと寄り道したけど、色々拾ってきたんでそれでチャラにしてくれませんかねぇオヒメサマ。
(なるほど、なんか後輩( ロボ )が呆れた目をしてるなぁと思っていたが原因は自分らしい。プンプンした声に主人に叱られた犬のような表情を浮かべる一方で、その手を取ればお喋りな口を動かし交渉をば。反応を伺い──と、どう考えても自分には似合わない、可愛い呼称に一瞬言葉に詰まり。先達や先輩、アンリマユさん…ここに召喚されてからというもの色んな呼び方で呼ばれるが、ちゃん付けは生まれて初めて。反応に困った挙句口角が引き攣り。「大の男をちゃん付けとか、おたくのセンスどーなってんのさ。普通に名前でいいよ、言いづらいならアンリでもいい。」と自分の希望を伝えると黒ずきんを抱きかかえたまま来た道を戻り始め、)
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