見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
…シ、シッテル。一生分くらい聞いた気するもん。
(カァッ、と顔に血が上る感覚がして目を逸らす。…些細なものでも触れ合いはすぐ照れるくせして、平然と好きだの何だの言ってくるこの主人の羞恥のツボがまるで分からない。自分からしてみれば想いを舌に乗せることの方がよっぽどハードルが高い気がして。小さな声で「捻くれてんだか素直なんだか分かんねえ。」と苦々しく独りごち逸らした視線を元に戻し。襟の隙間からちら見えする包帯に「オレ、上になったほうがいい?」と不満げな飼い主を見上げて、)
ナーサリー・ライム.
いや~、オレ基本面倒臭がり屋のさぼり魔だから。世話焼きの称号は是非ともキッチンにいる連中に…おー両方作んの?良いけど。
(少女には悪いが全力で称号を拒否。それからバケツの代わりに、雪うさぎを頭に乗せる妙案には小首を揺らし。分担して作ったほうが効率が良いが時間はまだまだ沢山ある。エーテルで構成された体は冷える事だって無いし…「どっちもどんなのかは分かるだろ?まずは雪だるまの方から作ろう。こんな風に玉作って…大きくなってきたら転がすんだ。オレ胴体作るからお嬢さんは頭、大役だぜ!」と作った拳サイズの球にぺたぺたと雪をくっつけて大きくしていき、)
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