見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…何でもなんて、軽々しく口にするものではないですよ
(温かい指先が温かい空間へ引き摺り込むように、生暖かい泥濘に足を取られそうになるようで。どこか気だるげな、お祖母様を食べた狼のような貴方を横目に見下ろして…その誘い文句に、銃口を向ける猟師の気分を何となく味わう。僅かに身体を傾けて、痛む腕も首元も無理のない範囲で貴方の呼吸が触れるほどに顔を近付けては「自分、良い人間では無いので、強欲になりますよ」と、このまま本当は口付けて、奪われた魔力を奪い返しても良かったのだけれど)
>>ナーサリー
__ふふ、お父さん役は誰が適任でしょうね。誰とでもきっと、貴女には楽しいものになるのでしょう…実は、自分の故郷は雪がこんなに降ることは無かったのです。だから、雪を見て自分が思い出すのはこれから先、貴女とのコトですよ
(腕の中の体温は酷く無機質で、本当に本を抱えて運ぶよう。聞こえてくる声は無邪気で穢れなく、それが余計に幻想を思わせて薄ら寒いのだけれど。それでも、瞳に白い光を映して、こちらを見上げるその姿を愛しく思うのは当然のこと。楽しそうで、心配そうなその瞳を見下ろして、「…冷えはしますが、寒くは無いですよ」と僅かに目を細め。再び歩き出した廊下に一人分の足音、貴女が口にした雪を食べる方法も、今度試してみたいなんて思いながら)
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