見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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≫御影尋
大丈夫よマスター。人は終わりがあるから希望や夢を見て、想像して物語を作るんでしょう?マスターが物語の続きを綴ってくれれば────あら?
(貴女に撫でられ、包まれて幸せ。そんな幸せを与えてくれるマスターから聞こえた独り言のようなつぶやき、惜しむ色。こんな童話を愛してくれるマスターならば世界を敵に回したってって思ってしまう。──ふと、体にかかる重みが増した気がして、そぉっと貴女の様子を伺ってみれば、どうやら眠りかけてるようで。「マスター、マスター?眠るならベッド…叶わないならせめて横になりましょう?ねぇ、ますたー…?」大きな声にならないようにそっと囁いて、貴女の手をぽんぽん、ゆさゆさ。起きて?──起きない。とんとん、ゆさゆさ…次第に自分まで眠くなってきてしまって、貴女の手に抱かれたまま目を閉じ、、、すぅ、すぅ…。)
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