見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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≫アンリマユ
あら、お茶会の前にお腹いっぱいになってはだめよ?おばあちゃんや赤ずきんを食べた狼さんはお腹に石を詰められてしまうけど、石なんかより美味しいお菓子の方がいいでしょう?うふふ。そう、みんな逞しいの!例えば、身体が脆く魔力も少なく壊れそうで棘なんてなさそうに見えて、自分の最後の気持ちは偽らず通す強い人がいたり──素敵よね?うふふふ。
(まったくもって喰えない奴等だと言われた気がして、してやったりと楽しげに声を弾ませ。そう、皆全て何かの物語の主人公。弱くても弱いはずはないのだ。誰も彼もマスターも。ああ、でもできれば誰もが幸せな結末を迎えられればいいのに。そう思っていたら捕まってしまった。物である自分としてはこうして手にとってくれるこそが嬉しい。おとなしく手に収まっ──「あの、まさかまさかと思うけど、平らで丁度いい大きさだからって物を乗せるトレイ代わりにしたりはしないわよね?」もう食堂だ。騒げないしもしお盆代わりにされてもおとなしくしているが、、)
≫御影尋
まあ!そんな簡単に許可されるなんて!マスターったらわたしをどれだけ嬉しがらせたいのかしら!それにわたしのものって、うふふ、わたしこそマスターの物、所有物なのに。ああ、でも、それなら、絵本の中で永遠に独り占めも──いえ、だめよだめよ、みんなに恨まれてしまうわ。マスターはわたしたち子供チームの中でも人気なのだもの。
(喜んだり考え込んだり悩んだりとくるくる表情が変わる。なだめるように背中を優しく叩かれて一瞬の夢想を中断しマスターの部屋を眺め──ベッド、ぴょんぴょんぽふぽふして寝そべりながらおやつタイムとか。テーブル、お茶会は優雅に椅子に座って行儀よく?、ソファー、隣同士に座って談笑、クッキーを食べさせてもらったりして。それともこたつ?どこに座っても楽しくなるわと一望した後期待の目でマスターを見つめて。「マスターのお部屋、マスターの匂いがして安心するわ。次もあるなんて贅沢で幸せ!さあ、さあマスター、一緒に楽しみましょう?」と催促を。)
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