見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
(それを聞き終わるか、終わらないかの途中で理性がふつりと、弾けて消えた。欲望のままに衣服を引っ張り…否、本能に任せた乱暴な手つきは引き裂くと形容したほうが正しかった。怖がらせる、後で怒られるかも、なんてそんなことを考える余裕などなくベッドに手首を縫いつけ露になった肩にがぶり─口内に一気に鉄臭さが広がる。温かくて、甘ったるくて、体に染み渡る飼い主の気配──…嗚呼、吐きそうだ。気持ち悪いのに体が物足りないと吼えるものだから、突き飛ばすことは愚か離れることも出来ず熱に浮かされたように夢中で赤を啜っていて、)
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