見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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>>アンリマユ
…アンリマユ、
(その真っ黒な聖杯の名前を呼んで止まる。目の前の犬が、久しぶりに恐ろしいなにかに見えた。「自分の身勝手な願いで、誰かの未来を捻じ曲げることはしませんよ…ほら、自分はヘタレなので」、願ったから焼け野原になった世界を知っているから手を取らない。困ったように笑って、半分ほど減ったケーキに再びフォークを伸ばし、目に見えない一線を互いの間に引くように赤い苺の刺さったそれを貴方に差し出して)
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