>>アンリマユ …ああもう、ほら、拗ねないでください (こちらに出された紅茶を手に取り、口をつけていれば目の前でぺしょりと潰れた飼い犬。カップを置いて、少し逡巡して。ケーキが減るのは寂しいけれど、一応この犬はこちらを思っていてくれているのだろうから…仕方ない「分かりました、分かりましたよ…我慢しますから」と弱ったように苦笑をひとつ。ケーキから手近な苺を摘んでは、ほら、と貴方の唇に寄せて)