御影尋. (甘えるように首に絡みついた腕に従い貴女をベッドに運ぼうと体を持ち上げかけたところで、とても良いことを思い付き頭上にピコンと豆電球が灯る。にたり、口元を弧に歪め座り直しては腰に腕を回して「にっひっひ、分かってるだろう?運んで欲しいなら“運賃”が必要だ。」と。聡明なご主人様に於れましては飼い犬の言わんとしてることもきっと、全てお見通しだろう。額を擦り寄せ“対価”を要求して、)