>>アンリマユ …見つかっちゃいましたか、 (聞こえた扉の音とぺたぺたとこちらへ向かってきた足音。聞こえた声に目を開けて…痛くて熱くて溶けてしまいそうな腕、汗が髪をぺたりと頬に貼り付けて、何だかこんな姿を見られるのも少しばかり…いや、かなり恥ずかしいというか。見るな、というよりは、大丈夫ですと言いたくて少し身体を起こしては「…がう」と、小さく吠えて、がぶっと目の前で揺れた鼻先に牙を剥き)