見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
通報 |
>>アンリマユ
…え、ぁ
(目の前にやってきた影は、靄を纏うまま黒い煙を揺らがせて、よく見ると…それは、確かにヒトの形。どことなく、勝手に、何かが何となく貴方に似ていると思った。聞きなれた声に頷くより先に聞こえたのは…何か、気の所為のはずだけれど、目の前に居たはずの影が何かを、言ったような。それは地獄から手招くように、化け物の鳴き声ばかりが聞こえていた世界で、ヒトの言葉のように響いたそれに顔から血の気が引く。苦手なままだ、いくら存在しない、したとしても過去の遺物とはいえヒトとヒトが戦う姿を見るのは、慣れない。ひゅっ、と息を飲んで冷えた指先で口元を押さえて下を向く、見ていられなくて)
トピック検索 |