御影尋. ……、 (自分だってまだ味見すらしてないと言うのに、大事に取っておいた獲物を危うく横取りされそうになり目の前で蜃気楼のように揺れているもう1人の獲物──錬鉄の英霊の姿を模した影を全身で威嚇。所詮は模造品に過ぎず本物には劣るだろうが、1度でいいから思いっきり切り合ってみたかった相手だからこそ後ろにいる貴女に「…アンタはそこを動くなよ。」と遠回しに牽制するや否や短剣を手に疾走し、)