御影尋. (ふたたび眠りに落ちかけたところで、鼓膜を揺らした声…なに言ってやがる。寝ぼけてレイシフトしようとした馬.鹿はどこのどいつだ。そう言ってやりたいがやっぱり三大欲求には勝てそうにない。ただの水分補給と分かれば少なからず安堵し微かに指を握り返してから、のそのそと何とか上体だけを起こす。勝手に動いた抱き枕を捕まえようと腰にしがみついては急かすように頭を擦り付け、)