見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
おい、
(横になったほうが圧倒的に寝やすいだろうに…。そう思うも再び閉じられたまぶたに仕方がなく説得を諦めてパーカーから手を離し、一度貴女のことを抱え直して。この暑さのなかお互いどうかしてるとしか思えないが無遠慮に身を委ねてくるこの存在が、どうしたって手放し難くて、彼女が目覚めるまで体温と寝顔をじっくり堪能するとしよう。そのくらいの特権あったっていい筈だ。夢見心地な声音で紡がれた命に「はいよ、おやすみマスター。」と返事し額に張り付いた前髪をそっと指で払う。露になったそこに唇を寄せ、)
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