見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
(かの地にどんな思い出があるのか知る由もなく、我関せずと管制室に赴き出発の手筈を整えコフィンに乗り込む。次に目を開けたときには地獄が広がっているだろう、)
(…見渡す限りの赤い地平。遠く空の彼方には輝く暗黒の太陽、周囲に燃え盛る炎は何者かの産声のよう。そうであれと願われしかし最初から生まれを望まれぬもの。見慣れたそれから視線を外し、体は半円を描く「準備はいいか?──さあ、聖杯戦争を続けよう、カルデアのマスター。」ここは揺籃の赤い箱庭。永遠に終わらない遊戯の盤上に落ちてきた者を歓迎するように遠くで怪物の哮りが聞こえた、)
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