見習いマスター 2018-09-02 23:37:37 |
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御影尋.
(ふわり。ほろ苦いコーヒーの香りで沈んでいた意識が緩やかに浮上する。自分がどのくらい寝ていたのか分からないが、流れてきた映像が生々しくていまいち寝た気がしない。このまま目を閉じて2度寝したい欲求と戦いながらもそもそ、と緩慢な動きで布団から少し半身を乗り出し不意打ちのようにティータイム中の貴女の肩にのしっと軽く顎をのせ、貴女の顔を見つめながら「…なんか、さっきまでアンタと話してた気ぃする。何時間寝てたんだ、オレ。」見ていた記憶の影響か。ぽつり、ぽつりと眠気の残る声が話し、)
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