サーヴァント 2018-08-25 23:22:43 |
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聖杯は万能の願望機。そして、聖杯を求める魔術師達が英霊を従わせ最後の一人になるまで殺し合う儀式。それが聖杯戦争だ。…まぁ今からリタイアもできる、訳の分からない戦いで死ぬ必要はないさ。
(まじまじと顔を見られれば少々照れたように顔を背ける。直ぐ様真剣な表情になり身の危険が迫っている事を伝えれば、はてさてどうした物かと一人考える。勿論そんな事をさせない為に己が居るのだが、奇襲に備える準備など出来ていないし暫くは出来ない。宝具を開放させても良いが、彼女に負担がかかってしまうのは気が引ける。なるべく不安を紛らわしてやろうと陽気な口振りで励ませば、然りげ無くリタイアを進め。聖杯への願いがない訳でもない。この少女を勝ち抜かせれば聖杯を使えるだろう。だが、そこに至るまでの過程が想像できない以上自らの意思で参加したわけでもない一般人を付き合わせるのは酷だ。相手の意思や人物像を探る様に瞳を合わせれば、閉じてニッコリと笑う。優しく身を案ずる様な口調の裏腹には、リタイアへ有無を言わさない何処か押し付けがましい物も感じ取る事ができ)
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