サーヴァント 2018-08-25 23:22:43 |
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俺は英霊、過去の人間だ。信仰を集める…まぁ簡単に言えば昔の凄い人、偉人ってやつだな。そして手にある赤い模様が俺の主人である証だ。令呪と言ってな、聖杯に選ばれた証でもある。
(出来るだけ簡潔に、それでいて簡単に理解できる様に状況を伝える。そして少女の手にある三画で構成された赤い模様を指させば、脳味噌をフル回転させこの異常事態にどの様な行動をするかを考える。今現在重点を置くべき言葉は聖杯戦争についてだろう。もしも、自分が召喚された最後の1騎だとしたら。監督役が何処かにいる筈だ、早く除外させてやらなければいつ襲われるかも分からない。しかし、自覚もないまま英霊を召喚し尚且つ魔力を保っているこの少女は何なのだろう。普通ならば魔術師でも倒れるなり倦怠感が襲ってくるなり、何らかの異常が身体に起こる筈なのだが。兎も角、困惑しているのは自分よりも相手だろう。警戒心を解くように両手を挙げ、武器を持っていない事をアピールする。マスターがわざととぼけているだけ、最初はそういう風にも捉えられたが今はとてもそう思えない。此方は危害を加えるつもりはない。その意思を瞳と完璧な愛想笑いで伝え。)
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