恋愛の形 （ n l

→須上 煌


知るか、委員長だからって何でも押し付けられるままに受け入れるから悪いんだろ？
( 近付いてくる彼女見ながら自分は悪くないとでも言いたげに上記を。授業は面倒だ、教師がただただ一人で黒板に向かって語るだけで面白くもないし学んだところで将来何の役にも立たない。「わかったよ。出れば良いんだろ、出れば。ったく、何でそんなことのために時間割くんだろーな」適当に聞き流しつつ携帯を弄る手は止めずに。ずっと此処にいるのも飽きるし午後には体育もある。彼女に付きまとわれるのも嫌だし仕方ないから今日だけは出てやろう、なんて思って )



→椎名 悠乃



うん、両親は仕事で兄ちゃんは彼女とデートみたい。有り難う、冷やしとくね
( ｱｲｽの入った袋を受け取って冷凍庫に仕舞うと麦茶をﾃｰﾌﾞﾙに置いて。「ちょっと、もう。前も同じことしたよねー？ ｱｲｽは忘れないのにDVDは忘れるって。気をつけてよね」言葉では呆れたように述べるも彼らしいな、と笑ってしまい。彼が忘れ物をするのは中学の頃から変わらない、直して欲しいと思うが、それも今では可愛いと思えてしまうのだから惚れた弱みなのかもしれない。麦茶を一口飲むと中の氷がからん、と涼しげな音を立てて。ﾘﾓｺﾝを操作すると彼が好きそうなﾊﾞﾗｴﾃｨｰ番組の再放送がやっていて )


( / そうですね！ 決めることがなければ一度背後は引っ込みます。何かあったらおっしゃってください* )