別に、謝るコトも礼を言うことでもない(屋敷での一件から豹変した世界、それに知らずうちに馴れていっているのは人間の生きる力かもしれないと思いつつ繋いだ手を離し、ハンドルを握り直すと前を向き直して)それに、…コレは俺達に課せられた罪だ。アンタも、俺も…結局は同じ道を辿るしかないんだ。それに、今は俺の我が儘にアンタを付き合わせてるしな。