(勿論だ、とは口にはせずに心の中で告げると彼女の腕の中で大人しくしているトリケラトプスの子どもを見て、少し面白くない気持ちになったのか眉を乗せると視線を前に戻しては更に奥の方に歩いて、暫くすると木々の合間から草原が見え始めれば遠目に黒い影がたくさんあるのに気づき)…向こうに何か居る。