ストーリーテラー 2018-08-02 22:59:06 |
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>ハクト
姫なんて似合わない、そう思ってるでしょう?
(差し出された手に自分の手を重ね、軽く握りしめては意地悪は問いかけをしてみた。白い髪、一緒、見目は違うけれど…少しは親近感も湧く。アリスを導いたこの白兎…彼女を不思議の国から出したのは彼女の実力だろうが、まあ、出口探しの仲間には問題ないだろう?)
アリスを探す?それとも、出口を探す?
>シンデレラ
ん、髪?いいよ
(ふわり、花が舞うようなお辞儀はきっとお城で見た誰よりも綺麗だった。あげられた片手に軽く首を傾けてから僅かに膝を折り、僅かに頭を垂れる。綺麗な人だと思う、確かに王子様もガラスの靴なんて頼りない手掛かりで探してしまうだろうと思うくらいには)
>グレーテル
ん、お姉さんで良いよ。リープでもいい、好きに呼んで…あと、探しモノ、一緒に探そう
(王子様に目を覚ましてもらった自分は、何とも受身的な人生だったなぁと思う。勝手に眠らされて、勝手に起こされて…そこに自分の意思はなかった。まあ、それも楽でいいと思っているのは事実だ。どこか、ほんの少しだけ落ち着いた様子のあなたにほっとしたように微笑みかけて)
差し支えなければ、何を探すか教えて
>セレン
…じゃあ、一緒だ。へえ、それじゃあきっとあなたは空には愛されているんだね。そうでなきゃ、そんな運命は有り得ないはずだから…素敵
(恥ずかしそうで、それでも健気で。こんな風に誰かを愛するというのは素敵なことだと思う。自分は…ほら、目が覚めたら、って話だ。泡にならなかった綺麗な人魚はこうして地上で素敵な人と幸せに…それは、現実なのだろうか?ふと至った考えはとても恐ろしい気がして飲み込んだ。歩きながら、問う)
どうしてここに、来たんだと思う?
>マルフィ
いた…他にも誰かがいるなら出られるかな
(聞こえた声は信頼出来るもの。足早にあなたの元へと向かえばどこかほっとしたように息を吐いて…少し疲れた、寝起きの身体はどうにも気怠い。それからふと思う。どうして此処に、執事の彼といるのだろう。信頼出来る一番の相手だから良いけれど)
ねえ、出口を探そう。少し…休憩したらでいいから
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