ストーリーテラー 2018-08-02 22:59:06 |
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>マルガレーテ
やめておいた方がいいよ。棘は下手をしたら眠りに堕ちかねないから…戻れなくなる呪いにかかるまえに、そう、やめておく方が賢明というやつだよ
( それは必然か偶然か。眠気が身体を蝕み、思考は砂糖に溶けるような、要は頭が働かないままに歩み出た先にいたのは女の子と形容した方がいいであろう人物で。細腕を躊躇うことなく棘の中へと差し込もうとするその動きに、いつも最初は声をかけるのも迷うはずが、思わず慌てて止めに入って。綺麗な手に傷はつけるものではない、だとか、痛い思いはしないほうが良い、だとか、そんな人並なことよりも、棘には注意すべきところがあるのだと、身をもって知っているからこそ口から飛び出す言葉は人と少しばかり違うよう )
君も人探し、でしょう?眠ってしまったら探せないからさ、ね?
(/絡み文の提出ありがとうございます!参じるのが遅くなりました、よろしくお願い致します!)
>ヴィンセント
愛だなんて、執事の彼がそんなことを思うわけがないでしょうに…だって、そもそも、愛していたのなら眠りに落ちる姫君を見捨てたりはしないでしょう?
( あの時、糸車に向かった姫君を止める手はなかった…はずだ。愛していたから、なんて御伽噺のような甘味を飲み下し、眠り姫はふと過去を振り返り。あの日、倒れた時に傍にいたのは誰だったのだろう、魔女が倒れる身体を抱きとめる訳はなく、それでもこの身体が傷一つなかったのは…誰が、傍にいた?ズキズキと痛むような、呼吸が苦しくなるような、蓋をされた何かから目を背けるように、ある提案を )
ああ、ねえ。ここには図書館があるみたい、過去の君の物語を見せてよ…君が姫君を愛した物語を
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