ストーリーテラー 2018-08-02 22:59:06 |
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>>リープ
へえ、そうなんだ。君を糸車の呪いに貶めたその人は、きっと一番優しい顔をしていたんだろうね。俺から言わせれば、その人こそ君の王子様だ
(彼女の話を聞いていて、脳裏に浮かんでくるのはこの城に彼女と共に閉じ込められた、かの執事の姿。人魚姫は王子様と共に。これは得心がいく。アリスと白兎。シンデレラと魔法使い。この法則性から、眠り姫の伴侶としてここに顕現したのがかの執事。それがどういうことを意味しているのか、王子は一足先にやんわりと感付いたようだ。確信を持っているわけではないが、それでも王子の推察は邪推と呼べるほど荒唐無稽なものでもなさそうで)
では君は、呪いと共に生きたいの?
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