ようかいさん 2018-07-31 20:21:27 |
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気に入ってくれたならよかった。 あ、自己紹介がまだだったか、 名前は早乙女 秀。 そちらさんは…お名前を聞いても?、
( 自分のような人間、とは必要のないことにも首を突っ込み後先考えないお節介野郎のこと言うんだろうか、なんて口にはしないが相手の言葉の意図が分からずに小首傾げ。 どうやら妖である相手にもその寝床の良さが分かるようで、ふかふかしたベッドを確かめるように眺め、更には姿を変え落ち着いている様子を見ると本当に気に入ってくれたようでなんだか誇らしい。 きゅる、と聞こえた喉を鳴らす音は可愛らしく、気高さも持ちながら狐という動物の一面も持っていて、他にはどんな姿が見られるのだろうと興味を持ち始める。 何千年と封印されていたというし、まるで土地神といっても過言ではないような妖相手に、一人間である自分が個人的な興味関心を持ったところで相手にされないかもしれないが、それでも知りたいという欲は拭えず。 こちらに少しも興味がないであろうと考えていたが、相手は自分の名を聞いてきて、驚いて目を丸くする。そして名を告げると、自分のように軽く名を告げられる立場ではないかもしれないので表情を窺いながら問うと。 )
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