私は大丈夫です…でも、お姉さん私の所為で怪我されてませんか…? (目が見えないため、全くどの様な状況なのかが分からず。しかし逃げる直前で聞こえた微かな呻き声や今の荒い息遣いから彼女が怪我をしているのは明らかで。ぎゅっと杖を握り締め、声を震わせながら恐る恐る問い掛けて。)