っごめん、大丈夫!? (バランスを崩したらしい事はすぐに分かり、反射的に後ろを少し確認する。大事ないようで安心すると共に、魔物に隙を突かれ飛びつかれる。腹部に噛み付かれながらも気力で倒れずに持ち堪え。) …っぐ、い、行こう! (ナイフで背中を刺し、無理矢理引き剥がしながら手を取り駆け出す。噛まれた場所が強く痛むものの、ここにいるのは一人ではないし立ち止まれない、と血を流しながら森の外を目指して走って)