終焉の先に ／ 〆

菖 ( あやめ )


肩に付くまでの黒髪は外側にくるんとハネており、前髪は目に掛かる程度で無造作に切ってあり、片側に流しシンプルな黒いピンでとめてある。

顔は標準的な丸さで、瞳は髪と同色。日本人らしい奥二重でアーモンド型の目。
不眠症を拗らせており、目元に薄いクマが出来ている。


元ブラックの本丸に政府の回し者として送り込まれたが、特別頭がいいわけでもなく、なにかに長けているわけでもなければ仕事での成績もぼちぼち。政府に見放され、崩壊寸前の本丸と共に本人も処分された形。

当初は本丸を壊滅させることを目的として送り込まれた為、政府の意図に気付いていない。
この仕事ができなければ処分だと告げられており、どうにか結果を残そうとしているが、本心から潰そうだなんて思いはない。

元は審神者を目指し日々鍛錬や勉学に励んでいたが、代々政府へ勤めることが良しとされてきた家系に生まれてしまい、猛反対され流されるがままに政府職員に。

そこで政府の実態を知り幻滅するが、精神的にも肉体的にも蝕まれていき、終いには出された仕事をこなすだけの人形になってしまった。


性根が腐っており、誰かの発言をネガティブなものとしか受け取れず、そんな考えの自分が馬鹿らしく他人に対して強く当たってしまい。またそれが嫌になってしまうという無限ループ。
虚栄心からプライドだけは高い。

幼い頃から人の愛情というものに鈍く、貰わずに生きてきたが故の産物である。


傷付いた刀の手当てなど基本的な本丸の運営は昔に学んでいて、不器用ながらもある程度はこなせる。

政府は決して綺麗なものではなく、平凡な本丸からすれば関わりたくないような存在。
具体的に何が行われているのかは定かではないが、凄惨なものであるという。
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(/政府までも黒くしてしまいましたが如何でしょうか…！
ご指摘等ありましたら遠慮なく ！！ )