とある公安所属の女 2018-07-20 22:31:27 |
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了解しました。こちらも、大分遅くなってしまいましたが、夢主の女子のロルを置かせていただきます。改めて、これからよろしくお願いします。
朝なのか夜なのかすら危うい午前3時。外が暗い中、室内ではタイピングと髪をめくる音だけが響いている。隣の部下にチラリ、視線を送れば目の下の隈が薄ら濃くなっている。ここにいるメンバーの顔にはどれめ疲労が滲んでいた。誰よりも疲れが凄いのは、言うまでもなく直属の上司である降谷だろうが。ざっと、二徹だろうか。仕方がないか、と腰を上げれば彼のデスクへと足を向けた。勿論、手ぶらではない。
「……降谷さん、二徹目でしょう。せめて、栄養ドリンクだけでも飲んでください」
いつから、降谷さんなんて他人同義で呼ぶようになったのかは覚えていない。ただ、もう長いのだろう。端正な顔付きに鋭い人でも殺しそうな眼光は少し慄く。持ってきた栄養ドリンクを彼の前に差し出しても受け取られないのはわかっているので押し付けるように机上に置き、背を向けた
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