主 2018-07-06 05:58:14 |
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>>9 塚原さん
( 休日であるにも関わらず、朝一番に届けなければならない資料があるからと向かった職場からの帰道。__...もう少し近場に借りておくべきだった、と容赦なく照り付ける陽射しの眩しさに双眸を伏せながら、駐車場から自宅まで続く徒歩数分の道程を足早に過ぎて行き。目的の自宅エントランスまで辿り着けば、先程まで羽織っていたスーツの上着を脱ぎ、片手に掛け、そのままエレベーターに乗り込んで。汗でしっとりと張り付くYシャツの端を指先で摘み、篭る熱を放つようはたはたと靡かせつつ、エレベーターの上昇に合わせて順に点灯していく階数表示の文字盤に視線を向け。6階、聞き慣れたアナウンスと共に開いた扉から流れ込むなんとも心地の悪い生暖かい風に、ふうと一度大きな溜息を溢し ) ______...冬瓜と茄子。冬瓜、と茄子を...、佐々木さんに。( エレベーターから降りて直ぐに耳に入ったのは、何処からか聞こえる誰かの明るい声音。そして、聞き慣れない野菜の名前。誰に語り掛けるでもなくひとり小さく繰り返しては、佐々木さん、そう呼ばれた自身の名前を思い出し、一旦その場に立ち止まって。まさかとは思いつつも進行方向である正面を見据えれば、ドアの前で見つけた先程の声の主であろう青年の姿が。見た所20代半ば位だろうか、髪全体を鮮やかに染め上げた大分やんちゃな風貌の彼は中身の詰まったビニール袋を片手に下げており。派手やかなその見た目と相俟って、外出するにはあまりにもラフな格好に、思わず訝るよう僅かに眉を顰め。一歩一歩ゆったりとした足取りで目の前の彼の元へと歩みを進めては二度目のチャイム音に間、髪入れず少しばかり強めの口調で ) 佐々木は私だが、__...一体、私になんの用だろうか。
( /絡み文の提出、ありがとうございます。とても綺麗に纏まった絡みやすい内容の文章でした。当方も色々と試行錯誤を繰り返してはみたものの拙劣な文章力では上手く纏まりきらず、このような形のお返事になってしまいお恥ずかしい限りです。もし絡み難かったり苦手な形式のロルでしたら、遠慮なく仰ってください。出来る限り手直しをして、また違った形でのお返事を考えさせていただきます。 )
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