吸血鬼 2018-06-27 00:10:52 |
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あぁ、良かった!僕を追って狼が…
(大量の汗を額に浮かべて屋敷の玄関を恐怖しながらみていると、ふいに言葉が降ってきてさっとそちらを振り返った。そこには自分と同じ人間の姿が見えてまずは安堵のため息。その後、状況を訴えようとするがその前に獣は入ってこないと言われ、再び玄関へと目を向けると狼の気配はすっかり消え去っており今度は大きく深呼吸をした。屋敷の明かりをみて引き返したのだろうか)
え?あぁ、えっと…僕はハリー・ウェスト。医学生で森で迷ったあげくに狼に追いかけられてしまって…あーできれば朝までここで匿って欲しいんですけど。朝になったらすぐに出ていきますから
(続いた相手の言葉には違和感を覚えた。人も入れないはず、なんてどうして彼は自分と人とを分けるような言い方をしたのだろうか。とりあえず誰だと問われたので自己紹介をしておくが、彼が聞きたいのはそういうことではないような気がする。歓迎されてないのも明らかだ。だが今はとにかくこの屋敷を追い出されないようにしなければならない。夜の森に放り出されれば今度こそ命はないだろう。とにかく一晩の宿を恵んで欲しいとこうた。望まなくともこの屋敷にとどまり続けなければならない運命にあるとは知らずに)
【いえいえハリーも始めは社交的ですが一時ツンケンするかと思いますので…ラザロくんと甘いちゃできる時を楽しみにしております。ではこちらも背後は失礼いたしますね!】
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