警察官と大学生　／　〆　　

そういう訳じゃねぇけど…もっと愛してるって言ってくれたら信じる。おと、この娘…？ん"、え…あんたの中で俺ってそう思われてたのかよ！背丈的にも体格的にもそれだけはぜってぇありえねぇからッ。…辰さんの趣味ってやっぱ変じゃねぇか、犯罪臭すげぇ…。──んあ、でも流石に人前で目立つ様な事はすんなよぉ。恋人が周りから変な目で見られんのやだし、あんたの事見んのは俺だぁけ。( 後頭部へ擦り寄る相手に対し愛しい想いは増すばかりで、そっと顔を上げて相手の両頬を包み込むと真っ直ぐに視線絡め )知らず知らずのうちに離れらんねぇとこまできちまったのかぁ…元から離れるつもりはねぇけど、あんたと同じで良かった。んは、他の人なんて目に入んなくなるくらい、重症にさせてやるよぉ。…指輪は俺が渡してぇからだぁめ。俺も一生離すつもりねぇから。──嫌わねぇ…ッつーか、俺嫌えねぇもん。だぁから、辰さんは大人しく仕返しさせてくれれば良いんだぜ？( 擽ったげに身を捩る様子を瞳細めて眺めれば指先を耳裏へ移動させて触れるか触れないかのギリギリで擽る様にゆっくりと撫で )
じゃあ、取り敢えずは一発って事にしとくなぁ。その時に応じて追加しまぁす。…あ"、い"や、見たって意味ねぇ…かもよぉ？そうほいほい嘘つく場面なんてねぇし、嘘ついたってどうにもなんねぇじゃん？──ッちが、…俺の事可愛いって思える時点で趣味悪いんだって自覚しろ。カッコイイならまだしも、可愛いってのは認めませんー。( 額への口付けを目を伏せて受けつつ不満げに言葉漏らすと頬を僅かに膨れさせて不貞腐れ気味に口尖らせ )ありましたぁ。辰さんがカッコイイだけとかそんなんありえませぇーん。可愛さ自覚してくださーい。…じゃあ安心だな、別れ話させてくんないなら浮気もしねぇって事で…期待してる。んは、かぁわいいのはあんたじゃん。それ、俺とすげぇ離れたくないって言われてるみてぇで可愛い。──ちーがーいーまーすー！でぃーぶいじゃねぇーもん！…どめすてぃ、ん？( 詰め寄られるとその分後ろへ後ろへと後退するものの聞き覚えのない言葉にどういう意味だろうかと足を止めると大きく首傾げて )
え"、いやいやちょっと待って、待って。可愛さまでは百歩譲って分かるとしても！あざとさって何だよ！？んなの誰にも言われた事ねぇから！俺にあざとさとか装備されてねぇから！…浸透して欲しくねぇけど、皆から言われんのはカッコイイより可愛いが多い…ペット的な感覚なんかな…。ダメでーす、可愛いもカッコイイも両方俺のもんですぅ。ん"？いや、人外とか人間とかより…ん"ん"？辰さんは辰さんだろぉ？──う"ぇー、組み敷くだから、あれだろ？あの、組み……〜〜っ、も"ー説明させんなぁ！バカあほヒトデナシッ。そんなの知りませんー、意地悪してくるあんたが悪い。ちょっとした仕返しですぅ。( 不服そうに申し立てる相手につんと横を向くものの視線だけ流す様にそちらへ向ければべー、と小さく舌を出し )
ん"えぇ…そういうもん？ちょっと辰さん噛んでみて、それで可愛かったら認めてやっても…。俺次第ぃ？俺があんたより強ければ肉体的にも嫁が強い事になんのか…んなら俺が嫁でも、悪くはねぇ、な？あんたに力で勝てばいい話だし。──そりゃ恋人さんが可愛い反応させる様な事ばっかするからですぅ。カッコイイ反応させてくださぁい。( にこにこと笑顔で告げられると少々訝しげに相手見遣るも深く気にする事はなく頷き、続く言葉には何処か開き直った様な台詞を棒読み気味に返して )
ん、遅くなんのは気にすんなよぉ。俺も早い方じゃねぇし、暇んなったら返してくれりゃいい。気長に待ってっからさぁ。…仕事頑張れよぉ。( ふ、と一つ息を吐いて頭に手を乗せればそのまま撫でる様に手滑らせつつ顔を寄せてこつりと額同士を合わせ )