警察官と大学生　／　〆　　

ッたり前じゃん、俺の中の一番はこの先ずっとあんただぁけ。…ん"ー、撮らせてくれんのは嬉しいけど…もし誰かが写真拾ったらすげぇ嫌じゃん。──触れたいとか、可愛い顔見てぇなとは思う。…けどなぁ、それと変態はまた別な気もする。( 額へ受けた口付けに満足そうに淡く笑み零し頬の手に片手添えると掌へ唇を寄せながら瞼伏せ )おも、わなくもねぇ…一人に縛られんのとかそんなに好きじゃなさそうだったし、あんまり重いと愛想つかされんじゃねぇかって。俺の考え過ぎぃ？…っんは、俺もあんたの全部好き。だぁいすきです。──っ、べ、つに…逃げてねぇよ。( 少しだけ乱れた呼吸を整えつつ慣れない感覚へ眉顰めていたも、不意に耳元で直接語り掛ける様に低音が響くとどくりと鼓動が跳ね、咄嗟に相手の肩を押しやると片手で耳押さえて戸惑った様に首唸らせ )
んじゃあ、約束だかんなぁ。破ったら針千本飲ます…のはやだから、ビンタ一発！ばぁか、低くねぇよ！低くても一倍未満ですぅ。──ぐ、う"ぅ…だーまーれ！も"ーどんな反応しても可愛い言ってくんじゃん…。( 座り込んでいた相手が体を起こすと顔を覆っていた手をゆっくりと下ろし、引き寄せられるまま此方からも抱き締め返せば複雑に不満漏らし )ん"、好きな人泣かせんのは主義に反する…。まあ、あんたが下衆野郎に戻んなきゃ別れたいなんて言い出さねぇから、俺から泣かせる事はねぇよぉ。──…かぁわいい顔。( 破顔した相手の表情に目を奪われ数秒見入ってしまったも、素早く携帯を取り出すとここぞとばかりにその表情を画面に収めシャッター音鳴らし )
別に上手くねぇよ、意識してやってた事じゃねぇし…勝手にあんたがツボってたんだろぉ。ばッか、ちょっとじゃねぇもん！断然あんたよりはカッコイイ自信あるしぃ。──なぁにが可笑しいんだよ！悪口言われて笑うとか辰さんM気質なんじゃねぇのぉッ。…こーいう、〜〜ッん"ぅ…、( 口に出す度に笑われる事に不服げな表情でじとりとした視線送りつけたのも束の間、突き出した腕を引かれ流れる様に背中をなぞられると指先の動きに合わせてぞくぞくと背筋伸ばしながら腕を掴み )
だろぉ？最初にそれで盛大に噛んじまったもん。んは、夫婦みたいって…！ん、あれ？でもどっちが旦那さんになんの？やっぱ嫁はあんた？…まあ特別隠してるわけでもねぇからいいけど…名字みてぇな名前だしなぁ。あ"ー…取り敢えず──双葉。…俺の名前、双葉だから覚え…なくてもいいけど教えとくなぁ。( 視線の先へ相手の手がひらひらと遮る様に出て来ると彷徨わせるのを止めて相手へ視線流し、そのまま少しばかり呟く声量でぼやくと微かに視線斜め下へ落として片手ひらりと上げ )