警察官と大学生　／　〆　　

んー、俺が一番なら許す。…え"、でも無闇に取り出してなくしちまうのはやだし…外に持ち出したら俺ぜってぇどっかに落としそうなんだもん。──…大人って変態なのか。んなら俺も、そうなんの？( 相手の腕の力が少しだけ強くなるのを感じて口元緩めれば首筋へ触れる程度の口付けを落とし )も"ー、嫉妬させたら俺面倒だって言ってんじゃんかぁ。あんま面倒なとこ見せたくねぇから嫉妬させんなあーほ！…反応以外にも好きになった所あんの？──ッ、…だぁ、め。受け側に襲われんのカッコつかねぇじゃん。( 深くなる口付けを暫しの間堪能するものの、今までの経験上相手の様に押してくるタイプとは縁がなかったためにペースを乱されている様な感覚に陥ると顎を少し引いてそっと唇を離し )
仕方ねぇなぁ、これからに期待って事で信用してやるよぉ。そんな事ありませんー、嘘くらいつけますぅ。周りの察知能力が高いだけですぅー。──ん"ん"〜勝手に見んなぁ…先に狡い事したのはあんただろ…。( 火照った顔を見られた事で一度顔を両手で覆うもののすぐ傍で相手が座り込んだのが分かると目元だけ出して文句零し )まぁた下衆野郎が出て来たら怒るかんなぁ。ッつーか、怒る前に別れてるだろーけど。…俺も、大久村さんへの想いは誰にも負ける気ねぇよ。この先ライバルが出て来たとしても、渡すつもりもねぇし。( 変わらず自信満々に言葉を紡ぐ様子にぴたりと笑うのを止めて向き直れば、自身の腰に手を当てながら此方も自信満々に言葉を返して )
いろんな、表情…。え"ー普通に話してただけなんだけど、知らず知らずにあんたのツボ突いてたって事ぉ？…ん"！マジでぇ？少しだけでもカッコイイって思ってくれたんなら嬉しい、もっとカッコイイって言わせてやる。──あ"、ずりぃ！俺が組み敷けねぇのに勝負したって意味ねぇじゃんッ、この…ひ、ヒトデナシ！来んなばぁか！( 此方からの変更を却下されてしまうとぶすくれた表情浮かべ、詰め寄ってくる相手から逃げる様に後退りつつ来るなとばかりに両腕突き出し )
えーあ"ー、理由……ん"あ！そうそう、吉良さんのか、えでって名前が言いづらかったからだわぁ。一人だけ名字呼びもなぁって。…さん付けは普通じゃねぇ？あんた…辰、さん歳上だしぃ？──んん？言ってなかったっけ…い"や、今更教えてもしっくりこねぇだろうし、八神のままでも…。( 早速ぎこちなく相手の名前を口に出してみるも、自分の名前についての指摘を受けると視線を宙へ彷徨わせつつ一人呟き零し )