赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>ライオン
うえっ、僕も腕欲しい!赤毛、なのに嫌われていないの?
(腕があれば一度に数名の寝顔に落書きが出来るではないか、羨ましい限りだがムカデにそもそも変化する術が分からない。そして赤毛の仲間だと聞いてつい気になる点を尋ね。「クイーンは女の人で、僕は女の人じゃないのになれるんだ。変なの」現女王の姿を想像しようとも発想力に乏しく耳の後ろを掻き。肩から降りると早速面白い物を探しに右へ左へ、重ねられていた皿を眺めてみたり鍋の底を叩いてキーンと響く鈍い音に耳を塞いだり落ち着きなんぞ何処へやら。親切な話の後半部分のみ耳に届き「その料理が変な味になってたりして!へへっ、蛇でも入れてやろ」特に女の子の甲高い悲鳴は大好物なのだ、女の子は直ぐに泣くし髪の毛の心配ばかりしていてやり甲斐があるから。意地悪の計画は後回しにするとして鼻ではなくすきっ歯が不恰好な口へサンドイッチを詰め込むのもぼろぼろ零してばかりで品の無さが丸出し。喋ろうとすると口から更に出るので感想を言いたくても言えないままジュースを飲もうと腰掛け。"アリス"は女の子の名前だ、大人の真似をして口ばかり大人ぶっている面倒な存在。その名前で呼ばれるのは些か違和感があるにせよ汚れた手を服で拭いつつ「良いよそれで。これで名前が三つになったから増えたっておんなじだ」ジュースに指を突っ込み舐め舐め味わい)
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