アリスは憂鬱な夢を視る　/　半無登録、指名制　/　NBL　/

>白の騎士


( 数十秒の間が、断られるかもしれないという不安を抱かせた。何しろ、自分にしか利点がないのだ。断られたとしても仕方ないことだと変な緊張が走ったが、笑い声で霧散したことでキョトンとした表情を見せてしまう。彼が丁半どちらに賭ける、という言葉で我に返ると少々慌て出すも、再び深呼吸することで震える手を落ち着かせ「合うとるよ。じゃあ、私が半なァ」小さく笑い声を漏らしてから、二つの賽子をひょいっと高々に投げる。器用に片手でキャッチすると、そのまま握った方を上に相手の前へと突き出しゆっくりと指先を開いていけば「3、5の…丁や。負けてもうた！」自分に都合よく転がらないのがまた楽しいのだが、今はただただ悔しくキュウッと眉間に皺を寄せ目を細める。然しすぐに力を抜けば諦めのついた笑顔を向け「負けてもうたから、諦めるわァ。帽子屋さんに言うてええよ……けど、利子は付けたらあかんよ！」素直に負けを認め、食い下がることは無い代わりに、きちんと付け足して。そうこうしているうちに辿り着いた華やかだが、安心出来る空間に溜め込んでいたわけではないが自然と息を吐き出す。邸宅から彼へと視線を向けたところで、既に姿が当初の姿へと変わっていれば“そういや、こんな姿やったなァ”と失礼な考えが頭に浮かび思わず苦笑いをこぼす。黒猫を模した棒付きチョコを貰うと瞳を丸くさせるも、すぐに嬉しそうに表情を綻ばせ「はっぴぃはろうぃん！なんやか、また会える気がしとるよ。白の騎士さん」初めて貰ったお菓子を大切そうに片手を翳し、無邪気という言葉が良く似合う笑顔で心に浮かんだ言葉を並べる。そしてすぐ邸宅の方へ向かって駆け出し、途中で一旦足を止め、くるりと振り返り「また他の人に変化してるとこ見せてぇなァ！」騒音に紛れないよう少しだけ大きな声でお強請りを付け足しては、満足そうな笑顔を見せてから今度こそ邸宅へと向かって走り出し )



>フラミンゴ

( このクニの広さを改めて認識している。遊園地という場所で面白い催しがあると聞いてなんとか辿り着いたはいいが、ハロウィンということもあり不気味さが際立っている気がする。明るい場所…と聞いて帽子屋が共に行くという言葉を断ってしまったことを後悔しているところだ。とはいえ、迷うことなく辿り着くことができたことを喜ぶべきだと思考を切り替えれば、楽しめる気がすると表情がキリッと引き締まる。園内に入って暫く進んで、周囲へと視線を向ける。誰かいる気配は感じることは出来るが、姿を確認するとができない「うぅーん？」気配を感じとることが出来るのだから誰もいないというわけではないのだろう。思わず頭を悩ませるものの、立ち止まっても探すことも出来ないのだと考え直せば、止めていた足を再び動かしたところで、桃色の髪が一瞬見えた。漸く見つけることが出来た住人だ、逃すわけにはいかない。駆け足に桃色の髪を追い始めて数分、漸く全身を確認できるくらいの距離を詰めることが出来た。背後から見ても、痩せているのがよくわかり、背がとても高い。帽子屋が遊園地の住人について教えてくれたのを思い出していくと当てはまる住人が一人。走ったことで荒くなった息を整えてから「いきなりごめんなァ。漸く見付けられたわ、フラミンゴさんで合うてる？」背後から声を掛けるのだ、驚かせてしまわないように本人として出来る限り柔らかな声を意識して名を呼ぶことで確認を取るのと同時に、無意識にゲームへの参加を示し )


( / お返事をいただけるだけでも嬉しいと言うのにお優しい言葉、有難う御座います！不思議の国の世界は、私にとって息抜きのひとつでもあり、癒しのひとつでもあります。毎回楽しく、心躍るようなやりとりをさせて頂いていると勝手に思わせていただいております…！そしてゲームを使わせていただいたことに対する寛大なお言葉、有難う御座います！ワクワクしながらお返事を書かせていただきました…！安心し尚且つとても嬉しいです。
ハロウィンのイベントのゲームへの参加許可、有難う御座います！少々長くなってしまいましたが、別途でまずはフラミンゴ様のゲームへの参加文を出させていただきました。長々となってしまい申し訳ありません！
交流分に関してお優しい言葉有難う御座います…！此方こそ毎回こういう回し方もあるのだと勉強させていただいておりますので、真似してしまうところもあると思いますがお許しください。もちろん、苦手なところがあれば仰ってくだされば直させていただきますので、遠慮なく仰ってくださいませ！此方も長文になってしまい…というか、赤の女王様とのやりとりもまた楽しく嬉しくて長文になってしまいがちで…申し訳ないです！本格的に寒くなってまいりますと思いますし、赤の女王様も多忙の季節になるかと思われます。体調など崩されませんようお祈りしております。これからも、よろしくお願い致します！／蹴り推奨 )