赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>エヴァンジェリン
(空へ伸ばすのは雲が伸びる様な煙草の煙、仕事が一段落したことで落ち着くためにも行う一服ほど美味い物は無いと言うように地べたにしゃがみ込んで一本を全て肺へと落とし込む唯意義な時間を過ごす中で薔薇の蔦がするりと目の前へ伸びて来た事に気が付いた。何かを訴える様に甲高い音できゃらきゃらと喋る薔薇に面倒くさいと言った雰囲気で眉間に皺を寄せれば舌打ちを一つ、薔薇がこうも煩い時は大概がアリス絡みで間違いないのだ。ガリガリと後頭部を掻き毟れば「わぁったっつの。今行く」と不愛想な返事を目の前にちらつく薔薇の蔦へ述べればまだ長い煙草を携帯する灰皿に押し込んでもう一度舌打ち。そうして立ち上がれば汚れた作業着で手を拭くようにあまり意味の無い行為を行ってから、アリスはこっちにいるとばかりに目の前が開いた道へ足を進ませる。薔薇が気を利かせてくれたお陰だろうか、彼女の場所を辿るのに時間はそう沢山必要では無くて薔薇と戯れる女性をひとり見つければ「オ゛イ。お前、人が丁寧に手入れしてる薔薇を勝手に弄くんじゃねぇよ」どすの利いた声で頭ごなしに話す姿は宛ら安いチンピラか輩の一人のようで、ビシと片手の人差し指を向ければ「今すぐその手を放せ。───あ゛ー。お前は何処から来た」不愛想なその対応は普段からアリスとの接点が薄い表れでもあり、不器用にも彼女が今ここに来たばかりなのか、それとも何処かに滞在をしているアリスなのかを探る為の質問を投げかけて)
(/お選び頂いて有難う御座います…!それでは早速蜥蜴のビルにてお迎えに上がらせて頂きました!交流の中で相性が悪いなど有りましたらキャラクターのチェンジも可能ですので遠慮なくお伝えくださいませ!それではお時間が許しますまで何卒宜しくお願い致します…!)
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