アリスは憂鬱な夢を視る　/　半無登録、指名制　/　NBL　/

>ダリア

じゃあ、ダリアさんは食べ物やったら何が好き？(甘い物があまり好きではないという。甘さたっぷりと世界観には珍しいと思う発言に少し驚きはするものの、そういう人が居たところで何の問題もないじゃないかと思い直し。甘い物ばかりのあるこの世界に彼が好むような食べ物があるのであればそれを知りたいという好奇心から不思議そうに首を傾げて。生きやすい、の単語に引っかかるものを感じるものの何に引っかかったのかがわからなく、自分の内に湧いた疑問を口に出すことはなく「きっと甘い物、好きやなァ。でも、基本的に味がするもんやったら何でも好き」帽子屋と食べたクッキーも、マシュマロも、毎朝食べるご飯でさえ好きだと思える。ならば、甘い物も好きだが他の食べ物に対しても好きと言えるだろう。はっきりと断言はせずに、此れから好きな物を見付けていく予定なんよ、と付け足せば楽しげに笑みを深め。彼の言葉を聞いて改めて広い図書館内を見渡す。確かに、目的の本があるならばその本を見付けるのは容易ではないだろうと納得するように頷く「この本が読みたい！ってなったときは、どうするん？一生懸命探すん？」納得したことで新たに浮かんだ疑問をそのまま口にすれば本棚へと向けていた視線を彼へと向けて。悪戯に気付いてもらうこと自体に時間が掛かるという事実に目を細めれば“それでは仲良くなる手段として使うには不便か？”などと思い直し考え込むように“うーん”と身体ごと頭を横に傾ける。先程の自分の疑問に答えてくれるかのように舌が伸びたことに気付けば姿勢を戻し「私は空いとらんなァ。空けたいとも思ったことないんよ……でも、ダリアさんは、よう似合とるなァ。羨ましい」まじまじと舌へと視線を向けてから髪で隠れている耳を見せるように右の髪を右耳へ掛ける。そもそも何かしら人を傷付ける可能性のある物を与えられたことがないのだ。ピアッサーもまた同じ。だからこそ、羨ましいと思う。似合っていることも、空けられることも。時間が止まってしまったことに気付くと不思議そうに首を傾げる。やがて状況を理解した様子の相手の言葉に思わずくすくすと笑いを零せば「ハロウィンのパーティーのとき、真っ先にダリアさんを探しにいこか。ちゃんとお菓子持っとるか確認せんとなァ？」悪戯をしたいというわけではないし、そのときには既に用意がされているであろう。それでも、少し急かすように可笑しそうに笑ったまま言の葉を紡げば“楽しみにしとるよ”と付け足して)


(/背後から失礼致します。明日からハロウィンイベントが開催されると思うのですが、イベントが開催された際には今現在行っている交流はキリの良いところで切る…という形になるのでしょうか！それとも、ハロウィンイベントが始まったのと同時に交流を切る形になるのでしょうか…！どちらにせよ、楽しいとは思いますが少々気になったので質問させて頂きました。お手隙のときでかまいませんのでお答え頂けると助かります…！)