赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>レオナルド
う゛、勘弁してくれや。そう畏まられるとむず痒くてゾワゾワしてくんだ(余りにも品の有るその呼び名に反射的に頬が引き攣ると強張る様な皺が顔に刻まれて困ったように眉尻が垂れた。照れ、恥じらい、羞恥なんて言う可愛らしい物と言うよりかは困惑を浮かべる様に顔のパーツを中心に集める様にくしゃりとさせて鼻先の皺を濃くし唇をへの字でムググと固めてはパタパタと仰ぐような手つきで手のひらを上下に揺らし。彼の発言から酒を飲むことが伝われば"お"と身近な声を上げて「何度か食べた事は有るけど酒と合わせた事は無かったな」食べたと言うのも記憶の大分奥にあるその味を思い出す様に描きつつ、確か素朴ながらも舌に残るような甘さがあったと思い立つとそれを洗い流す辛口の酒と言う単語が余計に際立ち魅力的に印象を与え、堪らずにゴクリと生唾を飲み込む始末。「決めた、少し多く作って俺も今日の晩酌に使お」ちゃっかりと決めればすっかり興味を持った様子で顎元に自らの指先を添えて今夜のお供に思いを馳せて。シンプルな銀ボウルに用意した白玉粉を落としながら水を混ぜる、そんな動作の最中でははっと気さくな笑いを落とせば「失敗しても許してくれな。俺も一緒なんだ」と助っ人と言うには心許ない、すこしばかり料理に慣れただけの初挑戦だと言う事を暴露し。とは言え任されたからには適当な仕事をするつもりもなく「───ま。楽しみながら作ろうぜ」弧を描いた唇は何処から来るのか確かな自信が浮かぶ形で落ち着いて「普段はキッチンに立つのか」彼の口ぶりから察するに料理から離れてはいないらしい、前向きな発言に自信もまた釣られては文字通りワクワクと弾む心持で話しかけ「そこの白い餡子を鍋で水分飛ばしてくれるか。木べらが有るから焦げ付かないようにだけ気を付けてやるんだよ」ちょい、ちょい、と必要なものを指さしで示しながら支持を添え)
(/此方こそ温かいお言葉を有難う御座います…!実は背後もまたレオナルドさんとジャックの持つ空気感の似た面にきっとよい交流が取れるとひっそり思っていたのでそのように仰って頂けて嬉しいです!全くの別件では有りますがHPのレオナルドさんのイラストを差し替えましたのでイメージ違いなど有れば遠慮なくお伝えくださいませ!)
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