赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
通報 |
>帽子屋
とりっくおあとりーと…嗚呼、そういやそういうのあったなァ。真剣にイタズラされてまうのかな?そら怖いわァ……。手伝わせてくれるん?やった、楽しみがまた増えた。(定番の台詞を聞いたことで納得すると彼以外には帽子邸に住んでいる二人としか顔を合わせていない。然し、なんとなしに話に聞いただけでも恐らくイタズラなんて可愛い言葉で終わらせてくれるようなものではないだろうと想像出来れば大袈裟に肩を竦め。申し訳なく思う必要は無いと伝えるよりも先に背中を叩かれれば驚きから瞳を丸くさせるものの続く言葉の意味が伝わってくれば、丸くさせていた目を細め「嗚呼、頼りにしてもらってえぇよ」わかりやすく嬉しそうな表情へと変われば思わず“ふふん”と鼻歌を漏らし。ヘアスタイルという単語に反応するかのように己のツインテの毛先へと触れる。昨日から見た目を褒められっぱなしで擽ったい気持ちに慣れなく目を細めていたがリボンが髪を括る部分へと結ばれる感覚が不思議で大人しくしており。やがて、結び終えた相手の手によって鏡に映る自分の姿を目にすると僅かに頭を傾けリボンへ視線を向ける。リボンが無いときより彩りが良くなった気がする。自然と笑みが溢れたところで鏡に映る彼に視線を向けると彼のシルクハットと同じ臙脂色なのだということに気付き。そのことがまた嬉しさを連れてくれば「うん、可愛ええな。帽子屋さんは流石や」緩む表情を隠すべく己の両頬へ手を添え軽く揉んでから、改めて顔を上げると目を細めニィと口角をあげた笑みを見せて「帽子屋さんが選ぶものは全てセンスがええなァ。靴も、もうお気に入りなんよ」素直な気持ちをそのまま伝えてから足元へと視線を落とすと緩く足首を動かし靴を強調させて)
トピック検索 |