赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>帽子屋
( 買い物がしたいので付き添いをとメイドに尋ねた所、何人かの名前が挙がるが、その中でも聞き覚えのある響きに気がつくとその人物へ連絡を頼み。部屋で煙草を吹かしていると、承諾してもらえたというメイドからの連絡。早いもんだなと感心しながら、窓枠に置いてある灰皿へ煙草を押し付けて礼を述べる。服装は白のシャツに黒いパンツを合わせてシンプルにすることで、漸く日の目を見ることができる藍色の着物が映えるように。姿見で確認すると、否が応でも彼の顔が思い浮かぶ。今も何処かで酔いどれているだろうか、と想像を巡らせクスリと笑みをこぼし、ムカデに貰った報酬の小袋をそのまま乱暴にポケットへ突っ込む。買い物の用事ついでに、と案内を引き受けてくれたメイドと軽い世間話程度の会話を交わしながら公園の入口へ到着すると、待ち受けていた人物の容貌に目を瞠る。女性……いや、声の質からして男性だろう。長身に纏うドレスに深い紅のハイヒール。きらびやかな装飾品に負けない華やかな化粧顔に、人のいい笑顔が浮かぶ。「こちらこそ、直ぐに引き受けて貰えて助かった」頼んでいるのは此方なのに、相手の方から茶目っ気のある礼を述べられるとつい気が緩んで小さな微笑みを浮かべ。買い物があるというメイドを見送ってから、「今日は贈り物用の酒と、それに合うグラスを探したい。手持ちが間に合えばライターも買えると良いんだが」ポケットの小袋を取り出して見せれば簡単だが、ジョーカーやメイドの紹介とは言え、流石に初対面の相手にそれをするのは気が引ける。酒やグラスもピンキリとは思いつつ、自分の目的を簡潔に述べ )
( / おはようございます…!昨日は一日お付き合いを頂きありがとうございました。重ねて、素敵な帽子屋さんとの絡み文をありがとうございます…!早速置きレスでお返事をいたしました。何か分かりづらい点などありましたらお尋ねください! )
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