赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>ルイ
(ひっく、ひっく、と酔いどれ千鳥足。ご機嫌に顔を赤く染めながら吐く息はアルコール特融の噎せ返る様な匂いを纏っていて。だらしなく揺らしながら持つ緑色のビンの中には匂いの根源である赤ワインが、正に酔っ払い、正に泥酔、ダメ人間を歩かせているようなその風体で庭園を歩くが、酔っ払いに迷路を歩かせた所で終わりが見えるはずも無く塞がれるような行き止まり。「アハハ!なぁんだ、また行き止まり」前に進むことのできないそれでさえ、美味い酒の前では楽しいつまみらしい。けらりけらりと楽しそうな笑い声を零しては「やぁ、美しいきみ。城に帰りたいんだけどどうしたら良いかな」ころころと薔薇の花を転がすように指先で擽って甘ったれる様な吐息交じりの声で頼んで見せる。それが利いたのか今しがたふさがっていた道はずるりずるりと蔦が解かれるように道を作り上げ、偶然にもその先には見た事の無い男の姿。ぱちくり、驚きに目を瞬いては「あれえ。アリス、きみは本物?それとも飲みすぎかな」んん、と両方の目を凝らすように細めてはその隙間で彼を確りと捉え。パーソナルスペースが近いのか、酔っ払いのおっさん特有の距離感の近さか、彼の方へ自らの腕を回せば「あは!本物のアリスだ。やあやあ、よく来たねぇ、僕が見つけたからには大丈夫、アリスをちゃあんと城に連れて行くからねぇ」パンパンと組む彼の肩を叩きながら「ワイン飲むかい」とお天道様の浮かぶ時間には不釣り合いの持ち掛けともう片方の手に揺らす瓶を向けて)
(/そう仰って頂けて感無量です…!それでは早速ジョーカーにてお迎えに上がらせて頂きました!相性などにて合わないなど有りましたら途中でのキャラクターチェンジも可能ですので遠慮なくお伝えくださいませ!、それではお時間が許しますまでどうぞ宜しくお願い致します…!)
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