赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>ミラ
そうなの?芋虫は良い人だよ。たまに煩いけど――あ!あとスケベ野郎(己よりも図書館にいる時間が多い彼だからか、城内を徘徊しないからこそその姿が余り目立たないのかもしれない。そんな彼の情報を教えれば最後には言い忘れないようにと悪戯めいたふざけた表情で笑いつつ言葉を続け。約束が濃い物に変わると頭を縦に揺らしてから"ウン"と承諾し「ならさ、あんまり先延ばしにしないで。俺、楽しみなことを先延ばしにされるとじれったくて我慢するの苦手だからさ」未だ見ぬ招待状を楽しみにすること、そして楽しみだからこそ急かしてしまうようなそんな我慢を嫌がる性質を垣間見せて。元より恋愛に関する価値観が薄いこともあり、出会ったばかりの相手に恋愛感情は未だ薄く触れられる指先に温もりを見出しつつも高まるような心臓の動きはなく、そんな心臓がドキンと激しく動いたのは伝えられた正しい性別を頭の中で繰り返したからで。数秒程の戸惑いの後に「ええええっ」と食い気味の困惑を声にすれば「嘘じゃん。え、嘘じゃん」両手を伸ばせば逆に相手の顔をペタペタと触れて信じ難いと言う様に言葉を続け)
(/教えて頂き有難う御座います…!!見落としを失礼致しましたっ。後日パソコンを開いた際に帽子屋よりお返事の手紙を是非とも送らせて頂きます!!素敵なお手紙を有難う御座いました…!)
>ジーノ
ジーノ、ジーノっさん、ノンちゃん――ランちゃん。(教えられた名前を幾度か独り言のようにぶつくさと繰り返せば己にとって一番しっくりと嵌る呼び方を決めていたようで「ランちゃんは最近不思議の国に来たのかい」名前を呼ぶことに対して躊躇いが見えなかったのはこの場に自分たちしかいないと言う事が大きい様で、自然に今し方決めたその呼び名を使いつつ世間話をするように尋ねかけて。写真集、写真集、それはどういった物を主題に置いた物を示しているのか。ふむ、と考えるように間を一拍置けば「図鑑みたいな物だったら此処から此処まで、それとも不思議の国についてまとめた風景をまとめた様なやつ?」生涯かけても読み終えるのは難しいだろうと置かれる本の中から彼の事を誘導するように足を進ませては唐突と足を止め、そして指先を向けた本棚には植物だったり動物だったりと言った図鑑が広がっており。勿論中には不思議の国仕様と言うべきか、現実世界では見られないような生き物や植物が混ざっており「僕は余り映るの好きじゃないからなぁ。ランちゃんが僕を撮りたいって気持ちもわかるけども」緩く腕を組み指先を自らの顎元に添えてウンウンとわざとらしく頷きながら茶化した返事は暗にカメラが存在することを示していて)
(/お越しくださり有難う御座います…!昨夜は失礼致しましたっ。早速芋虫にてお返事をさせて頂きます…!お時間が許します迄どうぞ宜しくお願い致します!)
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