赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>キキ
帽子屋と主のことを?___っくく、っくは、(最初は伝えられた来訪理由にしっかりと耳を傾けるもののジャックの前についた褒め言葉に堪えることが出来ずにゲラゲラと吹き出し笑いを見せることとなり。散々笑い飛ばせば肩を揺らしてひいひいと余韻を楽しみ扇子の先を彼女へと向けて「寝言は寝てる時だから許される。俺を悪いで殺めるつもりか」漸く落ち着きを取り戻せばふー、と深い呼吸を行って。そこまで騒いでから漸く扇子を閉じて机の上に置く値段表を示し「占いならお前さんの今日の運勢を見ることが出来る。帽子屋との仲が上手くいくようにまじないを願うなら料金はこっち、___帽子屋とのことを願うんならこちらで決まりだな。そこに掛けろ、貰った金額分はしぃっかり見てやる」目の前には古びたトランプを数字が見えないように裏返した状態で10枚並べ、そうして1枚を彼女に1枚を選ばせれば「さぁ、どうだ」と選ばれたトランプを受け取って結果を覗き)
>望愛
お嬢ちゃんが俺を選んでくれるなら、その期待に応えてみせる。俺は赤の騎士、誰かを守る為に存在するんだ(差し出した手が彼女の細い手によって温もりを得ると余りにも無垢なその言葉を噛み締めるための一拍を置いてから自信満々と言い切るように言葉を送り。重なった手の甲へ触れるだけの、それでいて確りと敬愛を添えた口付けを行えば真っ直ぐな眼差しと共に伝えられた願いに顎引き「勿論、任された。」重ねていた手を引いて先程のように彼女の体を抱き抱えて「案内したい場所は沢山ある。一日じゃ全てを見ることは出来ないほど此処は広いんだ」彼女を抱えたまま部屋を後にすると折角の散歩を何処に連れていこうかと頭を働かせて「俺のお気に入りをお嬢ちゃんにも教えよう。秘密だよ」そうして思い立ったのは一箇所、茜差し始める時間だからこそのお気に入りを紹介するために暫し歩みを進めて。秘密だと称して連れてきたのは余り使われていない一室、風がよく入る心地のいいそこは夕暮れに染まるこの国を一望出来て)
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