赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>サラ
___あぁ、あの子が。(逃げるに逃げられない、困惑がこれでもかと見て伝わるメイドのその反応を何より面白がっていれば、現れた人の存在により助かったと彼女は安堵した。そして現れた彼女こそが新しく現れたアリスの内の1人なのだと教えると、このチャンスを逃がしては仕事に戻れないとばかりに一礼をして姿を消し。代わりに今度の標的となってしまったのは他ならないアリスである彼女で。「やあやあ!御機嫌よう。俺はドードー鳥、玩具箱の遊園地を管理する者だ。新しいアリスが来たと聞いたが君のように美しい人とは思わなかった、これからは長い付き合いになるだろう。ああ!よろしく」まるで役者のように演技じみた身振り手振りを合わせつつ帽子を浮かせた一礼を行って、口上にも似た言い回しの自己紹介を行い)
>マコト
ライオンの所から来たにしては上出来、子ライオンは口が上手だね。___正解。アタシは赤が好きだよ。だからアンタの綺麗な赤に免じて力を貸してあげる。美味しい紅茶も、珍しい茶葉も、必要な物はうちから見繕う。テーブルのセッティングも任せてよ(反応が見たいと言う意地の悪いその思いだけで焦らしてみたが、思っていた以上に楽しめてしまった。きっと一生懸命に考えて対策を練ったのだろうと思えば向けられた賛辞の言葉はより意味を強め。カップを皿に戻してからアハハと楽しむような笑い声を上げて今度は意図も簡単に承諾を。どうやら彼の中で大分設計が立っていると言うことを察すれば「聞いてもイイ?今どこまで話が進んでるのか。……あと、アンタが美味しいお茶菓子を作れるようになればウチのお茶会に差し入れてくれるって。約束だよ」最初は真摯に向き合い話を伺うように、後者は冗談のような軽さを含んだ喋り方でバチンとウインクを交えながら付け加え)
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