赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>公爵夫人
( 続けられる口の悪いからかいに次こそ言葉は返さない。だが適当に遇うともまた違う。呆れたように眉を上げるでも肩を竦めるでも無くニヤリ、悪人面そのもの、口角歪に持ち上げる事で言葉のやり取りをひっそりと楽しんだ旨を表して。振り返った事で視線が合えば勿論逸らす事はしない。嗚呼、よくよく見たら猫のように吊り上がった彼の目はオッドアイだったのか。__そんな今の状況では些か場違いな事をぼんやりと思ったのも束の間、本日のお酒が決まったそれとほぼ同時に相手にはまだ教えていない自身の名を口にされれば歩みはピタリと止まる。教えたのは人魚と白の騎士の二人だけ。つまりどちらかが教えたと言う事。それもピンポイントで自らが訪れる相手に。様々な角度から考えてどちらも考えられる、そう思えば分かりもしない事を考えるのはそこでお終い。「その名前誰から聞いた」ならば、と直球で尋ねる。皆が皆“アリス”と呼ぶ中で久し振りに誰かの口から発せられた本当の名前を聞くのは何とも不思議な感じだ )
(/ そろそろ眠気が強くなってきております故、本日はここで落ちさせてもらいます。次回タイミングが合えばまた続きから交流させて下さい!遅い時間までありがとうございました。主様に素敵な夢が訪れますように。おやすみなさいませ…!)
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