赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
通報 |
>公爵夫人
( 夜の闇の中でひんやりとした感触を味わうべくわしゃわしゃと撫でくり回すもその顔が嫌そうに歪んだのを見ればそこで漸く手を下ろし。「誰かを愛でたい気分の時なんだよ、月が綺麗だからね」再び喉の奥で小さな笑みを。こんなにも明るく月が輝くのだ、一人で居るのは勿体ないのかもしれない。ふいに取られた手から伝わる小さな温もりはこの寒空の下では丁度良いというもの、引っ張られるがままに歩みを進めながら頭を縦に動かせば「いいね、お酒。こっちに来てから誰も飲んでる人を見た事がなかったからてっきり禁酒なのかと思ったよ」暗に飲める事を伝えつつ後者に軽い冗談も交えて )
トピック検索 |