赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>ルイス
____。(驚いた、まさか自分が彼にとってこの国初めての住人だったとは。そんな戸惑いからか、瞳は丸みを帯びてつい大きく開かれる。戸惑いの中でも何処か頭の片隅では冷静に赤の城に案内しなければ、だとか、この国にとって貴方たちアリスはとても大切なんです。だとか、伝えなければならない事もやらなければならない事も多くあるなぁ、なんて様々が浮かぶ。そんな考えを消したのは、見つめていた彼が吸おうとした煙草を堪えてくれたからで。「言いたいことも言わなきゃならない事も沢山有るんですが……それよりも、優しいアリスに。煙草よりよっぽど美味しいんですよ」スーツのポケットに忍ばせていたレモン味の棒付きキャンディを取り出して彼へと握らせて。「改めまして、不思議の国にようこそ。僕は、僕達は貴方のことを歓迎します。____何より、貴方みたいに優しい夜空の美しさを持ったアリスを一番に向かい入れたのが僕だってことに感謝します」片手を自らの胸元に添え一礼、姿勢正しく澄ました様子で歓迎を伝えれば後者には幾分か砕けた様子で本音を添えて「貴方が来たばかりのアリスなら尚のこと、此処でいつまでも迷っている訳には行きません。___道を開いて、」猫の喉を擽るように薔薇の花びらを指先で撫でれば頼むように言葉を添え、すると意思を持ったように薔薇は道を開き城への道が作られて)
(/お越しくださり有難うございます…!お返事ペースはお互い様ですのでお気になさらないで下さいませ…!それでは早速続きにてお返事をさせて頂きます。お時間が許しますまでどうぞ宜しくお願い致します…!)
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