赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>レオナルド
アリスが大事なのは否定出来ない、……でも、アリスだから守らなきゃ駄目だってルールも無いんだ。俺が今ここに来たのは一緒だよ、泣いてる子供を放っておけなかったから。俺以外が誰か他のアリスを助けてたなら、そのアリスが放っておけ無かったか、心配で駆け寄ったんだと思う(呟きが耳に届けば数秒ほど考えるように間を置いてから、自らの意見として訂正を。彼の背をぽん、と軽い力で叩くことでアリス同志である彼が泣きじゃくっていたアリスを抱えるに至った経緯と同様の気持ちで動いているのだと説くと、「仮に、俺が困っていたら、助けの手を伸ばしてくれるだろ」口角を持ち上げれば彼と接する時間の中で、表面的な部分だとしても自らが知る彼という人物に対した印象から付け加えて。部屋の前まで、と伝えられると暫し考えるように瞳を伏せて「___此処をずっと真っ直ぐに、暫く進むと花の描かれた扉が有るんだ。その部屋で待っていて」伏せていた瞳を開けば彼の視線を誘導するように指を伸ばした腕を向け、誘導する部屋は和をモチーフにした畳が広がりより静かな空気が漂う所謂和室の作りになっていて。公爵夫人と共に過ごす彼なら喜んでくれるのではと企みが有って。「直ぐに迎えに行くよ」そんな企みにはもう一つサプライズを隠す。企みを少し浮かべながら微笑みつつ少しの足早に自室へ向かって。約束通り少しの時間で少しカジュアルな服装にジャケットを合わせた姿で、お盆に乗せた急須セットとサンタとトナカイ、クリスマスプレゼント、ツリーをモチーフにした練り切りを乗せた皿を持ち。「お待たせ、良い子にプレゼントを持ってきた」部屋に合わせたお茶とお菓子、お茶は城のだが練り切りは昨日の夜ハンプティから購入したもの。気に入ってくれるだろうかと期待を残した表情で部屋に現れて)
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